2020年の十五夜―中秋の名月は10月1日でした。
あなたはお月見しましたか?
綺麗な月でしたね(^^)
10月1日の月はほぼ満月でした。
当日の月は少し白っぽい黄色に見えました。
2020年のお月見
本当の満月は翌日、10月2日になります。
10月1日は満月前夜なわけですが、各地で晴れ間があり、月見もできたようです。
私はといえば、湯船にゆったりつかりながら、浴槽の中から月見を楽しみました(^^)
翌日の月はなんだか少し赤みがかかって見えました。
写真では白く写っていますが、腕が下手なのか上手く撮れません。
窓からなので邪魔な電線とかも入ってしまいました。
日本には数々のこういった季節の行事があります。
普段は前や下を向いて生活していても、こんな時はふと空を見上げます(^^)
十五夜のお月見
月見が習慣のようになっていますが、由来は稲の豊作を祈る祭りを行ったことが始まりとされています。
正確な起源はわかっていませんが、これも中国で古くからある「望月(月を見る催し)」という行事が平安時代に遣唐使によって伝えられたものとか。
それが日本で広がったとする渡来説もあります。
中国が起源というものは多いですよね。
一般には十五夜の月を見たら同じ場所で十三夜の月も見る、というのがあります。
十三夜の月見と片月見
十三夜は、2020年では10月29日になります。
十三夜の月見は、ひと月前の十五夜に対して「後の月(のちのつき)」といいます。
十三夜は日本固有の風習だということです。
この習慣は江戸の遊郭吉原の客寄せとして生まれたという説があります。
それが、いつしか一般の人にも伝わり、両方見るという習慣になったようです。
十三夜は別名「栗名月」や「豆名月」ともいいます。
このころが栗や豆の収穫時期なのでそう呼ばれるんですね。
十五夜は「芋名月」ともいわれます。
十五夜の月見だけすることを「片月見」と呼んで忌まれ縁起が悪いとされていました。
忘れなければ10月29日にもお月見をしたいと思います(^^;)
お月見といえば月見団子やススキが思い浮かびます。
昔なら縁側でススキを飾り、月見団子を食べたかもしれません。
ちなみに十五夜の団子は15個、十三夜は13個の団子をお供えします。
今年の月見は団子もススキもなしです。
十五夜の月見 さいごに
私は今年は、まったり月見をするだけでしたが、あなたはいかがでしたか?
たまにはひとり空を見上げて、のんびりしてみるのもいいもんですよ(^^)