ひとりだと背中が痒い時に何かかくものが欲しくなります。
そこで孫の手を買ってみました。
今はいろんな孫の手があり、びっくり。
ついでに孫の手についていつからあるのか?
誰が考えたのか?
なんてことも知りたくなり調べてみました。
そこで知ったのは孫の手は「孫」のことではないということ!
ひとり暮らしに孫の手があると便利
ひとり暮らしは自由でいいけど、ちょっとしたことに困ることも。
背中が痒くなった時は、家族がいれば「かいて~」とか言えるけど、ひとりだと何とか自分でかくしかない。
大抵は身近にある定規なんかでなんとかなります。
でもあまり具合はよくない。
そういえば背中などの手の届かないところを掻くのに用いられる道具で孫の手というのがあったなぁと思いだし、
そこで楽天で孫の手を探して購入しました。
すぐ届き、早速利用して重宝しています。
孫の手の発祥は?
こんな便利なものをだれがいつ考え出したのか気になります。
そこで歴史とか調べてみると
結論から言えば「孫の手がいつから使われているのか、あるいは誰が発明したのかなどはわかっていない」ということでした。
「有史以前から木の枝などを用いてヒトは背中を掻いていたと想像することに特段の無理はない」とあるように、木の枝などで掻いていたのが進化?したのだろうと想像するだけ。
これは日本だけでなく他の国にもあるようです。
17〜18世紀のヨーロッパの上流階級では、象牙などで作られたものや、銀などの貴金属の装飾がほどこされたものが使われたこともあるそうです。
当時の貴婦人たちは外出のときにもアクセサリー代わりにドレスの腰からぶら下げて持ち歩くことがあったそうな。
孫の手って、持ち歩いて使うもの?
これにはお国柄というか、日常生活の違いが理由としてあったようです。
日本のように入浴を好む習慣がない国では、当時の下着類はぴったりしたオーダーメイドで、必ずしも毎日脱ぎ着することもなかったので、シラミなどがいて痒みを感じることが頻繁にあったから・・・といわれていたそうです
孫の手という呼び名の由来
なぜ「孫の手」とよぶのか?まぁ、これは日本独自の呼び方でしょうが、ずっとこの名前は孫に掻いてもらうことを想像してついた名前と思っていました。
名前の由来を調べると、これまた中国でした。
中国の伝説上の仙女「麻姑(まこ)」の手は鳥のような長い爪をしていて、それで痒い所を掻いてもらうとさぞ気持ちいいだろうと想像した話が《神仙伝》にあるそうです。
それでかゆい所を掻く棒を「麻姑」と呼んだということです。
その「まこ」と「孫」の音が似ていることや、棒の先の小さな手の形が孫を連想することから、「孫の手」と呼ばれるようになったと語源辞典にありました。
近年の孫の手
日本では木材でできているものが主で、産地の木を使った民芸品として売られることも多いようです。
近年ではバラエティショップなどで中国製などが多く売られているようです。
一般的な孫の手は棒状の木の先が手のように曲がり皮膚に当たる部分が丁度よい角度になっています。
近年では携帯できるもので折りたたんだり伸縮式になっているものもありました。
また素材もプラスチックや金属のもの、掻く部分とは反対の先に硬いブラシを植毛したものやゴルフボールなどが付いていて肩たたきとして使えるもの・・・と実にいろいろな孫の手がありました。
孫の手の由来 さいごに
孫の手は必ず必要なものではないしあれば便利という類のものですが、そういったものでも誕生してから使われ続けている間の歴史や生まれた意味などもあるわけです。
これからも身近なもので気になったものはいろいろ知りたいと思います。