以前乾燥麹で醤油麹を作りました。完成まで1~2週間かかるので、作ったところで終わったんですが2週間たっていい感じになってきたので(^^)前の記事の続きを書いてみます。
前の記事⇒柔らかくて美味しい肉が食べたい!醤油麹があればOK!簡単な作り方
醤油麹完成まで
醤油麹を作り、毎日かき混ぜて1週間経ちました。
作った翌日に醤油を足すように書いてあったのですが、入れ過ぎたみたいです(^^;)
まっいいか、とそのまま毎日おいしくなあれ!と、かきまぜてみました。
手でつまんでもまだ少し硬いようなのでもう少し置きました。
10日目にもう一度確認。
10日目。
いい感じになってきました。
でもまだ芯がある感じです。
もう少しおいてみます。
14日目、2週間置いたのでいいかなと・・・
ここのところ天気が不安定だったので時間がかかりました。
かき混ぜて指でつまんでつぶしてみます。
指で簡単につぶせるようになったので、これで完成とします(^^;)
ほんとはもう少し置く方が良い気がしました。
が、とりあえず今日のおかずにすることにしました。
できたものは冷蔵庫で3カ月くらい保存できます。
今日使った残りは冷蔵庫に入れずに、あと数日かき混ぜてみたいと思います。
使い方も簡単
肉や魚をこの醤油麹に漬けて30分ほど置いてから焼きます。
漬ける時間は長いほど良いです。
焼くときに麹がこびりつくので、こそげ落としてからフライパンなどで焼きますが、それでも少し焦げ付きます。
フライパンに敷くアルミホイルでこびりつかなくするものが売られています。
そんなものを使うのも手です。
他にもドレッシングに足して使ったり、そのままご飯にかけたりと使い方はいろいろ。
今日は豚肉と鶏肉を漬けてみました。
ちょっと多かったかなと思いつつも、味がしみてやわらかくなるようにと・・・。
1時間漬けてから、豚肉の方をフライパンに焦げ付かないアルミホイルを敷いて焼きました。
ランチにトンテキです(^^)
一応醤油麹をこそげ落としてから焼きます。
油とかひかなくてもいいんですが、好みでバターを敷いてみました(^^)
フタをして弱火でじっくり焼くつもりが、少し火力が強かったようです。
焦げているのはバターです。
これは後からバター醤油にしたものをかけた方がよかったようです。
つけあせに冷蔵庫にあったレタスやトマトを。
そこにも醤油麹をひとたらし。
期待したよりすこし硬かったです。
これは奮発して厚めの切り身にしたけど、少し火力が強かったせいみたいです。
でも美味しかった!(^O^)
まだ鶏肉があるので今夜はチキンステーキです。
麹のパワー恐るべし!食材を美味しく柔らかくしてくれます。
美味しく柔らかくなるのはなぜ??
ちょっとその理由も調べてみました。
麹の効果
麹菌は東洋にのみ存在する有用微生物なんだそうです。
日本独特の気候風土により自然発生した、世界でも類を見ないこの微生物は、デンプンをブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解する性質が強く、しかも効果的に脂肪を分解吸収するので、東洋微生物の王様とも呼ばれてきました。(引用)
とありました。
なるほど、それで肉や魚がやわらかくなるというわけなんだ。
麹そのものは食べませんが、古くから清酒、味噌、醤油、鰹節などの発酵製造に利用されています。
麹はうま味のモト、添加物不要の食品を作るんですね。
麹についてはこんなことも。
麹菌を米、米ぬか、麦、大豆などに生やして培養したものを『麹』と呼びます。
麹は発酵する際、他の有用微生物との相乗効果で、甘味やうま味をバランスよく引き出してくれます。
麹による発酵食品は保存料などの添加物なしでも貯蔵性が高く、保存食としても重宝されました。
むしろ、熟成が進行して、おいしさが増すという特長さえもっています。
化学調味料や合成保存料などなかった時代、先人たちは麹をうま味のモトとして、また天然の保存料として、日々の生活に上手に取り入れてきました。
麹は何百年という長い歴史をへて受け継がれている数少ない確かで安全な食品を生み出した微生物といえます。(引用)
今更ながらに麹パワーにびっくりです。
大体分かったところで、麹には醤油麹の他に塩麹もあります。
いつか、塩麹も作ってみたいと思いますが、とりあえずは醤油麹が好きです。
1度作っておくと何かと重宝します。
前に市販の醤油麹を買ったことがありますがダメでした。
効果がないのではなく、なんなんだろう?旨みも少ないし、臭いが気になりました。
そして、初めて作った時のあの柔らかさは味わえませんでした。
やはり面倒でも自家製が良いようです(^^;
面倒くさがりの無精者でもできる簡単醤油麹、あなたも作ってみませんか?
やみつきになるかも(^^;)